競売での不動産売買は通常とは違う市場での売買になる為、時価よりかなり低額な金額での取引になる可能性がありますが、任意売買の場合は市場の価格での売買になる為、競売より高額な金額での売却が望めます。
競売の場合、様々な法律上の手続きが必要になり、またそれらの手続きを裁判所主導で行う為、それらの手続きが完了するのにおおかた1年を要します。任意売却の場合はそれらの手続きが不要な為、短期間での売却が望めます。
競売になると、裁判所から該当不動産の競売を行う事が公表されます。最近はインターネットからでも手軽にそれらの情報を見る事が出来る為、当事者は周りに知られてしまうのではないかという不安とストレスにさらされることになります。任意売買の場合はそういうことがない為、不動産を売却した理由を一般に知られるリスクを抑えることが可能になります。